どうも、阿呆みたいにhold me titeして欲しい吉本純です。



毎年、桜が散って2週間くらいすると躑躅が咲く。

スマフォが勝手に変換してくれるおかげで僕がこんな難しい漢字を知ってる雰囲気が出て賢い感じになるので好感が持てますよね。良かったね。

ツツジって躑躅って書くのね。格好いいわ。

とにかく店の近所にもツツジが咲き誇りとても綺麗だ。

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これは白いけど通常は濃いめのピンクといいますか、とってもピンクな花弁ですね。とってもピンクな花びらとかいうと、僕が常日頃から助平な事を考えていて卑猥な言説によって婦女子を辱め喜ぶようなセクシャルなハラスメントをする店長の様に感じられるかもしれませんがそんな事はなく、とっても素敵な店長なので安心してくださいね。良かったね。


僕は意味の全くない冗長な文章を書くのがとても得意なのですが今日はそんな事がしたいのではなく、ツツジを見るといつも思い出してしまう出来事があるのでそれを述べたいと思います。




幼稚園児くらいの時分でしょうか、母に手を繋がれ散歩をしていた時の事です。
道端にツツジが咲いていてとても綺麗でした。
母は良いことを教えてあげると悪戯な笑顔を僕に向けるとツツジの花をひとつ手折り底の部分をちうと吸ったのです。
僕が何をしているのと驚くと、同じ様にやってごらんと促してくる。同じ様に僕はツツジを手折り底の部分をちうと吸うとツツジの蜜とでもいいましょうか、其れがホンノリと甘くて美味しかったのです。そのことにも驚いている僕に母は「お花が可哀想だからあんまり沢山次から次へ吸っちゃだめだよ」と微笑んでくれました。

次の日、今度は7歳上の姉と散歩していた時の事です。ツツジが咲いていたので僕は得意気に姉に「ねえねえ!コレ知ってる!?」とツツジを手折り底の部分をちうと吸ったのです。
その瞬間姉が僕の手を叩き「汚えなあ!こんなのそのへんの野良犬の小便とか酔っ払いのオッサンのゲロ塗れなんだから口に入れるんじゃありません!!キッタネエキッタネエ」と怒られたのです。

僕は泣いてしまいました。

姉のあまりの剣幕に面食らったというのもありますが、僕はコレ母に教えてもらってるからなあという想いがありました。
母はそのへんの野良犬の小便や酔っ払いのオッサンのゲロ塗れのツツジを口に入れていたのでしょうか。母が汚い様に感じられると共にその様な事に思い至らない愚か者に感じられる感じ。
姉の、僕にキッタネエものを口に入れて欲しくないという愛情からくる叱責。恐らく姉は、母がそのへんの野良犬の小便や酔っ払いのオッサンのゲロ塗れのツツジを口にしているのを知らないのでしょう。
恐らく母も、姉がツツジを手折り底の部分をちうと吸う事にそこまでの嫌悪感を抱いていることを知らないのでしょう。
僕は言えなかった。姉にも、母にも。
そんな葛藤から沈黙するしかなかった僕のグッと堪えたエモーショナルな感情が涙として溢れたのではないでしょうか。



そんな出来事を毎年ツツジの季節には思い出します。
今日も17時から。あなたの躑躅の思い出聞かせてください。待ってます。

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▶vivo daily stand 代々木店
代々木駅から参宮橋方面に歩いて5分ほどの小さなワインスタンドです。
1杯500~のデイリーワインを常時6以上おいてます。
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